怒涛の展開

流血女神伝 喪の女王 3 (コバルト文庫)

流血女神伝 喪の女王  3
須賀 しのぶ 船戸 明里
集英社 (2006/02/01)
予定では少しずつ読むはずだったのに、気がつけば1日で読んでました…だって止まらないんだもん。
…という事で以下ネタバレにつき注意!





エドカリ派の私としてはたまらん展開になってて嬉しいんですが、私の希望カップルと須賀さんの公式カプとは絶対に合わないので、大して期待はしてません!(キル・ゾーンの時はエイゼン×キャッスルだったのさ…ははははは:涙)

…とそれはともかく。帝国の娘〈前編〉―流血女神伝 (コバルト文庫)で名前だけ出ていたメナイク僧正がついに登場。
混乱の極致にあるカリエがバンディーカ女王と対決するくだりで次巻に引くという気になって仕方ない終わり方をしてくれた訳ですが。
須賀さんがあとがきで書いていたように、バンディーカ女王の番外編は独立して読みたかったなあ。実際書く余裕はないんでしょうが、駆け足で終わった感があってもったいない。あと、弟はどうしてるんだろう、とか。これはただ単に私が覚えてないだけかもしれませんが…。
ここまで来てようやく、実はバルアン編ですら単なる序章でしかないらしいというのがはっきりわかってきて、物語の構造が実に厚く出来てるんだなあ、と感心しきりです。
しばらく出てきてないバルアンやドミトリアスの動きも気になりつつ。
とりあえず最初から読み返してみようかと思いつつ、あまりの巻数の多さにきっと他のことが手につかなくなるだろうということで止めてます…くうう。
しかし、どこに行っても環境に順応する&ケンカ売る娘だ、カリエ…。