そして世界にまた一つ面白いマンガがある事を知った
研修に来て知り合いになったコミック担当の方が「面白いよ!」と教えてくれたので何の気なしに買って寝る前に読み始めたら…止まらなくなって一気に読んでしまいました。あうう、早く寝るつもりだったのに(笑)
12歳年の離れた遠い親戚の作家・京に引き取られた女子高生・蝶子の想いが花のようにゆっくりと開いてゆく正統派少女マンガ。
私はこういう少女マンガを読みたかったんだよおぅ!!
この読んでて恥ずかしくなって転げ回るような感覚を待ってたんですよ!!(褒めてます)
両親を事故で亡くして親戚をたらい回しにされ、最終的に変わり者の父の遠い親戚でもの凄く辛気くさい小説ばかりを書いていた京に引き取られ、高校を卒業する前にものした一遍の小説「花名」は、京の書いた初めての恋愛小説だった…なんてもうあらすじを書くだけで究極に少女マンガな感じですが、一人一人の心情を細やかに描写している為に、もの凄くストレートに各キャラクターの想いが伝わってきます。「NANA」よりも「ハチクロ」の方が好き!という人には特におすすめ。
2巻が結構酷いシーンで終わっているので、早く3巻が出て欲しいですよ…(涙)
しかし、名前に京とつくメガネっこで内心孤独な変人男の出てくる作品は鬼門なのか…またハマったよ…ううううう。