[特撮]けれども、今年最大の割り切れないもの

これを書きながら紅白をつけていたら、丁度布施明氏の登場とともに、仮面ライダー響鬼(変身後)と細川茂樹氏が出てきたではありませんか!
ヒビキさんの決め台詞を嬉しく思いつつも、もしあのまま高寺体制が続いていたらどうなっていただろうと、どうしても考えてしまいます。

大森望氏のサイトの掲示板に大森氏自身の書き込みで、スタッフ変更の話がある、とあったのが6月26日。この時点ですでに変更の話が出ていたのなら、夏頃から高寺氏はあまり話の大筋には関われなかったのだろうとは思います。

特撮は子供のためのものですから、私のような門外漢の大人が口を出してはいけない世界なんだろうな、とは思います。大変大人げない行為なのはわかっているんですが、それでもやっぱり、高寺体制での響鬼も見てみたかったな、と感じてしまうのですよ……。
金を落とさないファンはファンとは見なされないのかもしれませんけど。

今の響鬼に馴染めなかった私は負け組です。正直、こんな中途半端な気持ちを抱くのはもう嫌なので、多分日曜朝の特撮番組はもう二度と見ないとは思いますが……今年の夏まで、転職前のゴタゴタやら何やらで重い事の多かった私の、くじけそうな気持ちを奮い立たせてくれたのは、毎週日曜朝八時、バイクにもロクに乗れなかったおっさんヒーローの、心に沁みるひとことでした。中途半端な立場の私は、明日夢くんのように迷いながらも、ヒビキさんの言葉に励まされていました。
その番組を作ってくれたスタッフ、キャストの皆さんに、心からの感謝を捧げつつ、とりあえず今年のブログの締めにしたいと思います。

では、みなさま、よいお年を!