メゾン・ド・ヒミコを観てて思い出したんですが
映画を観て数日経ちましたが、私の中での評価は微妙です。てゆーかダンスシーンでドン引きだったのは私だけじゃなかったと知ってちょっと安心したりとか。良い映画だとは思うんですが………。
…とそれはともかく。映画鑑賞中ずっと思い出していた眠れぬ森の美女たち (河出文庫)という小説がありました。
香山リカが上梓した最初の小説。メゾン・ド・ヒミコではゲイの老人ホームでしたが、こちらは女性達だけの老人ホーム(予定)という設定でした。
若いうちはノリと勢いだけで生きていけても、年を取ってからさてどうする、というのは自分が長生きしたら必ず直面しなければならない問題ではあります。
でも結局最後は金の問題なんだろうなあ…。国民年金がいくら貰えるかも謎の世代に属する上に結婚するかどうかも限りなく怪しい身としては、そろそろ考えておかなければならない事なんでしょうけど、とりあえず今を生きていく金が一番大事だし欲しいんですよ…。
年を取っても生きていかなければならない状態になった時に、ベクトルを同じくする共同体としての生活が出来るのだったら、知らない人ばかりの老人ホームで暮らすよりは気楽なのかなあ。
…などとつらつら考えてみたり。