一大叙事詩!

龍 21 (小学館文庫 むA 41)

龍 21 (小学館文庫 むA 41)

コミック文庫が発行されはじめてから、毎月の発売日を待ちこがれつつ早一年。
文庫版ついに完結となりました。

JIN―仁― 14 (ジャンプコミックス デラックス)

JIN―仁― 14 (ジャンプコミックス デラックス)

を読み始めてから村上作品に興味を持ち、何気ない気持ちで手にとってみたのですが。

怒濤の勢いで展開する骨太のストーリーにとにかく魅せられました。
コミック43巻分、文庫だと21巻分ですが、冗長な感じは全くありません。
次から次へと主人公の龍を襲う事件、出来事に目が離せず。
希代のストーリーテラーですね、村上氏は。
本当に楽しませてもらいました。
週刊連載の時に読んでたらじれったくてしょうがなかったろうなあ…。
重い題材を扱いながらもエンターテインメントとしてきちんとみせていく手法はまさにプロの仕事!

この方の歴史物にはずれはないと断言出来るレベルです。

仁はドラマ化されるそうですが、こちらもドラマ化されたら面白いだろうになあ。

中編ですが

メロドラマ 1 (ジャンプコミックスデラックス)

メロドラマ 1 (ジャンプコミックスデラックス)

メロドラマ 2 (ジャンプコミックスデラックス)

メロドラマ 2 (ジャンプコミックスデラックス)

こちらもオススメ。腐女子的な意味でも(そこかよ)。

連休で時間がある時にでも読み返すかなあ。