羽海野さんの新作

3月のライオン (1) (ヤングアニマルコミックス)

3月のライオン (1) (ヤングアニマルコミックス)

なんか鬱展開フラグが立ちまくりで最初は読むのが辛かったんですが、
正直なところ「ハチクロ」より好きになりそうな匂いがぷんぷんと。
トラウマを抱えた天才と、それをとりまく普通なようで普通でない人々。
喪失の記憶。そして喪失の予感。
黄昏色のよく似合う作品だと思います。読後感は決して軽くないですが、
ずしんと心に来るものが読みたい時に、開きたい一冊です。

しかし、これ読んでたら「ヒカルの碁」を読み返し(ry
あと、迷っていた「ハチワンダイバー」を一気に買ってしまいそうだ。

いや、囲碁も将棋も全く駄目なんですが(小さい頃ルール覚えようとしたけどさっぱりダメだった…将棋なんて山崩ししか出来ません)、それだけに強い人がうらやましいんですよねえ。