書店の存在って

ニートの19歳女の子を札幌『紀伊国屋』に連れてったら感動して泣かれた話*ホームページを作る人のネタ帳
Expired
ここのところ景気のいい話の全くない出版業界ですが、
アスコムの倒産(?)で余計お先真っ暗感が漂いまくっております。

とりあえず、本を出す・本を売る、という商売で十分に食っていける人の絶対数は、
どうしようもなく減ってるんだろうな、というのが正直な所で。
書店はパート・バイトに頼らないとまともな経営なんて出来ません。
本を売っても正社員を養っていけるような人件費なんて出ません。
本を作った所で経営が行き詰まる所は多数。

…どこまで淘汰されたら下げ止まるのかな、なんて暗い事しか考えられない昨今の状況ですが。
1冊の本を見つけてお客様に差し出す

「あ、あったんだ!」

笑顔を見せてくれる

…ことで「報われた」と思っていられるからこそ、この仕事を続けていられる訳ですが。
一つ目のリンク先のエピソードを読んで暖かい気持ちになりつつも、
日本の書店の大半であろう、小さい町の本屋さんは色々と疲弊しきってるからなあ…。

上記の紀伊國屋は札幌本店ですね。
紀伊國屋書店
面積1300坪か…。この広さに本がぎっしり詰まっていたら、確かに1日いても
飽きないだろうなあ。
私も都会に遊びに行くときは必ず大型書店を見て回ります。
(というか、本屋が目に付いたら大概飛び込んでみる)
本がたくさんある、というあのスケール感は、本好きにとってはたまらない一方、
都会と地方の落差をはっきり感じる瞬間でもある訳で。
人が少ない所に大きな書店なんて建つはずもなく…。ふう。

…それはともかく。
草思社が無事に再建が果たされそう、という事だけが最近の明るいニュースです。