鋼の錬金術師の新刊を買いました。
鋼の錬金術師 11 (11)
posted with amazlet at 05.07.25
…とそれはともかく。父親のホーエンハイムついに登場で役者が揃ってきた感のある11巻。そろそろ物語の終局に向かって突っ走りはじめるのでしょう。このストーリー展開の安定感はとてもこれが連載デビューとは思えません。人体練成の構造に関する大きな思想的方向転換もあいまって、10巻以降のジェットコースター的展開が楽しくて仕方ない。こういう作品がガンガンから出てくるというのも、時代的必然だったのかなあと感慨にふけったりもするのですが。
実はガンガン創刊号から買ってました。当時から柴田亜美を出してきたりとか、既存の雑誌にはないトンガった感じがたまらなく好きだったんですが、ハガレンはその路線のある意味頂点に立つ作品ではないのかな、と思ったりもします。
これからストーリーの終局に向けてどういう展開をしていくのか、楽しみでたまりません。アニメ版のように中途半端に私達の世界に寄り添うのではなく、ハガレンはあの世界で完結して欲しいので…。(スチームパンクというらしいですね、ああいう世界観…いや、魔法世界だからSFのカテゴリで語るのは違うのか)