地方の本屋さん

九州は本の入荷が2〜3日遅れます。配送の都合上、また再販制度の問題から輸送費がそれほど上乗せ出来ないという事もあるようなので、仕方ないといえば仕方ないのかもしれません。これでも昔に比べたらまだマシになった方で、ジャンプは月曜に入るようになったし、週刊誌は昔より入荷日が1日早くなりました(泣)
あちこちのブログを読んでいて、切実に九州の田舎さ加減を自覚するのは本の感想の日付です。どんなに頑張っても早く本が入って来る事はないですし、入ってきた所で、それを売ってくれと書店に要求するのは、再販制度の縛りがある以上酷な事なので…(フライングすると最悪全ての本の取引停止などのペナルティがあります)。さらに地方に行けば行くほど配本状況が悪くなるので(基本的にどんな本も最初は取次を通して送り付けです。こちらから入荷数を決められる本はあんまりない…で、マニアックな本は当然マニアックな店に送品されるので、地方では初版がまず滅多な事では入荷しない事が多い…たとえばライトノベル☆めった斬り!は初版が周辺のどこにもなかった…)
でも早く読みたいんだよう…。ということでほぼ入荷日同じで在庫の多いWEB書店を利用する事が増えつつあります。ていうか弱肉強食?(byアンゴル・モア)
せめて印刷所が各地方に工場を持って新聞のように印刷を分散させてくれればなあ。
で、出版社も取次も関東地方にあるので、地方の事情はあんまり考慮される事がありません…。
そして、お客さんも入荷が遅くなる事を大抵知りません。せめて出版社が雑誌ででも告知してくれよ、と問い合わせの度思った事でしたよ…。